(GoのマスコットのGordonくん)
http://japan.cnet.com/special/story/0,2000056049,20403390,00.htm
Googleが新しいプログラミング言語を発表しました。オープンソースプロジェクトです。
ベル研究所にいたロブ・パイク(Plan 9チームとして有名)やケン・トンプソン(Unixを作った人として有名)という伝説的な人物が中心となったプロジェクトで作りました。
ちなみに彼らは2002年近辺にニュージャージーのベル研からシリコンバレーのGoogleへと移りました。私は以前(2000年まで)ベル研(の特許部)の末端組織にいましたので懐かしくなりました。
なお、ロブ・パイクやケン・トンプソンとベル研で一緒だったデニス・リッチー(C言語を作った人として有名)は2007年までベル研に残り、その後リタイヤしました。
技術的にはjavaやC#のような中間コードを生成する言語ではなく、C言語やC++言語に置き換わる安全な高速プログラムを容易に作れる言語のようです。
今後、オープンソースコミュニティによってライブラリや開発環境などが充実して、いろいろなところで使われてくることになるんだろうと思います。
第一印象をレポートしている方がいました。
速いプログラム → 廉価なハードウェア・低電力 → 環境にやさしい
となっていいですね。
Google関連では、これから出てくるPC向けのシンプルなOSであるChrome OS、スマートフォン向けOSのAndroid、WebブラウザのChrome(現在使っていますが秀逸です)などに応用されてくるのを期待してしまいます。
ロブ・パイクやケン・トンプソンがかかわるということはChrome OSはPlan 9のようにシンプルなOSになるでしょうし、Unixの正統な後継とも言えますね。
ニュージャージーのベル研からシリコンバレーのGoogleへと移っても、simplicity(単純さIやthe worse is better(機能が少ないことはいいこと)という有名な設計思想をベースにソフトウェアを作っているようです。
ちなみに上のGordonくんはロブ・パイクの奥さんのレネー・フレンチ(漫画家、イラストレーター)が描いたものです。そのキャラが微妙に合っていないところも下のPlan 9のマスコットのうさぎのGlendaちゃん(同じくレネー・フレンチ作)を彷彿とさせます。
(Plan 9のマスコットのGlendaうさぎ)
ロブ・パイク自身も絵を描くのが好きなようで会議中に書いた「落書き」を公開しています。
http://herpolhode.com/rob/doodles/index.html